エピソードキラルの感想

エピソードキラルの感想、と銘打っていますが、どちらかと言うと自分の懺悔みたいなものです。もちろん多少のネタバレは含みます。
OKな方、そしてネガティブな感想を読みたいという奇特な方のみどうぞ。

正直に告白すると、私はエピソードキラルをあまり面白いとは思っていない。第6話以降から話の展開としては面白くなってきたとは思ってるけど、多分私はこれからもそこまで面白いとは思わないままだと思う。

1.感情移入できない

キラルでは新キャラが2人追加されている。どちらもそれぞれ感情移入できるポイントはあるので、できないこともないのだが、そもそもスクストは「プレイヤーの存在」が明確に提示されている作品である。で、新キャラは「こっちのことは知らない子」なので「どっかの知らない子」でしかない。

これが「プレイヤーの存在」がなく、全く別の作品だったら応援してたかもしれないし、現時点でそういう気持ちが全くないわけでもないのだが、スクストの世界ではどうしても「どっかの知らない子」という感覚に陥る。

推しは推しで彼女たちと交流し、支えたり対立したりしてるわけなんだが、相手は「どっかの知らない子」である。

「プレイヤーいらないんじゃない?何かする必要ある?」と冷めた気持ちになる。

例えるなら「友達が知らない友達と遊んできた話を延々と聞かされている気分」になる。

「○○って人と遊んできたよ~」と言われるなら「そっか~良かったね~」で終わるし、むしろこちらに言ってくれるなら「どんな人?」とか聞きようもあるんだが、「親しみを持ったキャラが知らない子と交流してるのを何の干渉もできずにただただ黙って見てる」状態になっているので興味を持ちようがない。

仲間外れ感が強い。要するに私は拗ねている。

アンダーテールのPルートでも似たような感想に陥って寂しさで泣いてしまった人間の言うことなので、「なんだこいつ…」と思ってくれて構わない。アンダーテールのPルートがどんなものかは、実は未プレイでネタバレを見たくないって人がうっかりこの文を読んでしまった場合を考えて詳細は伏せるが、あれで「寂しくて拗ねて泣いた」人間は少数派だと思ってくれればいい。でもアレはあのEDで良かったのだ。そういうゲームなのだから。

2.投票システム

「プレイヤーいらないんじゃない?」と思っている要素の一つである。

今思えば生徒会アンケートとかはこのためのテスト運用だったのだな、とは思う。システムは面白い。しかし、選択の内容がだいたいは「よっぽどのひねくれ者でもない限りこっちを選ぶでしょ」って選択肢なのでなんとも投票し甲斐がない。1話だけちょっと分かれるかな…と思ったのはあったが、「まぁそうだろうな」って結果に落ち着くので、そこで盛り上がりを感じない。レアダイヤ山分けのほうが、他の隊長の心理の読み合いでよっぽど盛り上がった。唯一プレイヤーが干渉できる要素なのに干渉している感がとても少ない。

3.感情移入しすぎるのが逆にアダになっている

1を見て「単にドライなだけでしょ」と思った人もいるかもしれないが、どちらかと言うと私は感情移入しすぎるタイプである。

fateを1ミリも知らないのに途中の1話だけ見ていきなり号泣するし、「なめこ家の一族」という5分アニメでも泣くし、仮面ライダーオーズ/OOOは寝込んだ。

ただ、一方で感情移入に失敗するとものすごく冷めてしまうタイプである。「One Shot」というゲームがあるのだが、これはたった一人の主人公に感情移入出来なければ終わりのゲームである。そして私は失敗した。残酷な選択肢を平気で選び、完全に冷めきっていた。

ここはあくまで、たまたま自分がちょっと頭がおかしい人間だったから感情移入に失敗したんだよって言いたかっただけである。

じゃあお前はどうすれば満足だと言うの?

ミネルあたりからプレイヤーの存在がそれとなくキラル世界の住人に伝えられていれば、違ったかもしれない。とは言え、隊長たちという集団の総意で色々決まっていて、私個人ではないのでやっぱり「ボクいらないでしょ」って拗ねてたと思う。

ラストであるかもしれないけど、なんか今更白々しい。

楽しみ方を切り替える

エピソード1は「隊長の記憶を取り戻そう」とトルテの皆がメチャクチャ構ってくれるし、エピソード3は今まで一緒にいたキャラが苦しんでるのになかなか手を差し伸べられないもどかしさに悶えていた。エピソード2は…まぁあれは新キャラ紹介とエテルノの世界設定を掘り下げるためのストーリーだと思うので、まぁ…。

エピソードキラルは「美しい秩序は計算した犠牲の上で成り立ってました」「敵は実在せず、人々の敵意から産まれてました」と非常に自分好みのストーリーなので、楽しまないのはもったいない。

好きなキャラが知らないところでもこうやって頑張っているんだな、という楽しみ方に切り替えることにした。だって、10話のあからは本当にあからだったでしょ。さっちゃんは本当にさっちゃんだし、どこへ行っても華賀利ちゃんや陽奈ちゃんと仲良くて安心したし。…一番の推し(ティエラ先生)は今の所ロクに出てきてませんがね!!

新キャラ二人は、全てが終わってエテルノに来たら色々お話しようね、と期待して待つ。

と言うのが、創作物のキャラと友達になろうとするちょっと頭がおかしい人間の殴り書きの感想。

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